KOHIRUIMAKI有限会社小比類巻家畜診療サービス

ラボの心得

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体外受精を始めてからもう少しで2年になります。

安定した発生を可能にするにはそれぞれの行程をマニュアル通りに忠実に実行していくことが必要です。しかし、結果が芳しくない時は何処に問題があったのかを検証し、改善しなくてはなりません。この検証で判断を誤ると変える必要のない個所を変えてしまいさらに状況が悪化したり、勘に頼り、あてずっぽうに判断したために何が問題であったのかが全く訳が分からなくなったりします。
この2年間はまさにこの状態の繰り返しでした・・・。

「ラボ」での仕事には「ラボのセオリー」がある。青森県畜産研究所の先生方には培地を供給していただいたり、問題が発生すると相談をさせていただいているなかで、私には決定的に欠けていたものを無言で教えて頂いたように思います。

この画像は、体内受精卵ですが、「体外受精卵も体内並みに受胎できる」を目標にさらなる前進をしていきたいと思います。

共同研究

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北里大学臨床繁殖学研究室の皆さんです。

これからOPU・IVF関連の試験を共同で行うことになりました。

本日は、坂口教授と担当になる学生さん3人が見えられ、顔見せとOPUの見学、打ち合わせとなりました。

学生さんは初めてOPUを見学したとのことで、???の連続だったとおもいます。

OPU終了後に学生に直腸検査の練習をしてもらいましたが、普段から牛に接する機会が少ないようでこちらも???だったかもしれません。

いいんです。最初はできなくても・・・卒論が仕上がる頃には仲間内の中でも一目置かれるような直腸検査の名人に仕上げてあげましょう。

そして、いい仕事(研究)ができるようお互いに頑張りましょう!!

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卵管移植(ウイーン大学視察より)

今回、参加させていただいたドイツ、オーストリア視察のメインは、「卵管移植」でした。

体外受精卵を作出するにあたってののウイークポイントの一つに凍結融解後の生存性の低下が挙げられます。これは当然のことながらフィールドでIVF・OPUを行う技術者にとって非常に大きく厄介な問題です。

しかし、この問題を解決できるかもしれない画期的な技術の研究が行われていました。

「卵管移植」とは、体外で受精させた卵子を培養装置を使わずに牛の卵管で培養することで耐凍性に優れた受精卵を作出するという技術でした。(つづく)

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OPU・IVF

2011年12月1日よりOPU・IVFに取り組んでいます。
1頭目から9頭目まで採取卵子数は5個程度で発生個数は0個・・・。

ところが、12月30日10頭目の採取卵子のうち1個が初のブラスト!!
年が明けてOPU三昧の日々が続き、本日、本命みつこ号(ドナーナンバー165)で3個の発生が・・・。

このIVF卵は7日目にブラストした1卵で、残り2卵はおそらく明日の朝、エクスパンドしていると思います。なんと楽しく充実した日々でしょう。ワクワク!

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