KOHIRUIMAKI有限会社小比類巻家畜診療サービス

放牧

一昨年前に、当牧場に道路を隔てて隣接する農地を買いました。
昨年夏に牧草を新播し、今年の春にやっと牧草地らしくなって来ました。

私の希望としては一番草の後に電気柵を巡らせて放牧地にしたいと思っています。
緑の牧草地にゆったりと草を喰む牛たち…うーん絵になりますね〜癒されますね〜

こうゆうのって大事ですよね(^_^)

blogger-image-322586641

薩摩中央市場

blogger-image-2052667941 blogger-image-1136356409

4月7・8日に開催された鹿児島県の薩摩中央市場に牛を買いに行って来ました。
お目当ては…そう、「安福久」です。

全国的に安福久母体の人気は高く、まとまった頭数を購買しようとすれば、やはりここ薩摩なのかなと思い、ついに行ってまいりました。
しかし、前月に比べ、安福久の雌の上場頭数は3〜4割減で、50頭を切っているとのこと

blogger-image-12833467

(涙)
やっぱり皆さん保留しますよね〜。
それでも年度始めで、導入事業関係の購買が少なかったのでしょう。そこそこの牛でしたが60万平均で落とせました(^_^)

鹿児島生まれの安福久ちゃん達は、今後、バージンフラッシュ〜妊娠中のOPUでその遺伝子を次世代に繋いてくれると思います。

                                                 このページのTOPに戻る

記念すべき1000頭目!!

__

私が牛を飼い始めたのは、大学を卒業して実家に戻って来た次の年の平成4年でした。

受精卵移植を手がけまだ駆け出しの時分で、いい血統のドナーを持ちたいと思い立ち、あまり乗り気ではない親を説得し、岩手の市場から2頭の雌牛を買って来ました。(1頭は菊谷ー第7糸桜で150万でした・・・)

あれから20年の年月が流れ、先日、1000頭目の子牛が誕生しました(^_^)

いろいろな失敗もたくさん経験しましたが、牛たちに感謝し、更にプレミアムな牛が生産できるようにスタッフみんなで力を合わせて行きたいと思います。

第一号ついに誕生!!

弊社期待の種雄牛であります美津国号改め「花美津国号」の記念すべき第一号産子が誕生しました。
(美津国という種雄牛の名前が既に存在することが判明、やむなく改名しました・・・汗っ)

とういうわけで、名前は少し変わりましたが能力は折り紙つきであることに変わりはありませんのでこれまで同様、よろしくお願いいたします。ペコリッ

母親である781番(りさ)は、花靖国と全兄弟で、「やすひら」のET産子となります。

血統は、「花美津国ー第1花国ー安福165-9-平茂勝」ということで、大きな期待をもってこの子を育てていきたいと思います。

IMG_2984

IMG_2994

                                                 このページのTOPに戻る

新人さん

c0126281_14315290

やってきました。春といえば新入社員の季節です。
小比類巻家畜診療サービスにも新人獣医師が入ってきました。熱い男と噂されていた向島君です。
今日も社長の正幸先生の厳しい視線というプレッシャーに耐えて直腸検査の練習にはげんでいます。

c0126281_14322414

そんな新人獣医師の後では、こちらも小比類巻牧場では新人の受精卵移植待ちの預託牛の短角牛がのんきに反芻しています。

哺育牛舎で流行っていること

今、哺育牛舎で流行っていること・・・ 
それは、カレンダー食い!!

c0126281_12535026

このカレンダーに、その日の体温や治療内容などを書いて一頭一頭管理しているので、それなりに重要なもの・・・なのに、

c0126281_1325690

ああー!ダメー!!
一頭やると、次々とやりだすんです。

c0126281_137188

はっ!ばれた!!
うちの子達は、実は黒ヤギさんなのではないか?と思ってしまう今日この頃。

                                                 このページのTOPに戻る

南ドイツ 農場視察 乾乳用TMR

c0126281_10283261

キーナン社のミキサーを使用しているブラウンスイスのフリーストール農場。

有効繊維が確保された比較的低栄養でなおかつ嗜好性がよいこのTMRを給与された乾乳牛は分娩まで一群で管理されるそうです。

周産期疾病の発症は非常に少なく、繁殖も良好とのこと。なるほど充実した腹回りは旺盛な乾物摂取量を現しておりました。うーんグッドコンディション!

今日の牧場

c0126281_1525250

今日は予定日から九日遅れて子牛が産まれました。百合茂ー安福165-9ー平茂勝の雌です。
40㎏の子牛でも、体格の大きな母牛はつるんと分娩してくれました。一安心です。

c0126281_1525202

子牛も元気で、母牛になめてもらって、生まれた10分後には立っています。

c0126281_15253761

でも・・・よろよろ・・・私やっぱり新生児なの

c0126281_15255517

優しそうなお姉さんみつけた。
小比類巻家畜診療サービスのもう一人の新入社員上村さんです!体外授精卵の勉強がんばってます

                                                 このページのTOPに戻る

ふたご

161

2卵移植をしていた母牛が無事分娩した。
双子分娩はできれば分娩に立ち会い、介助や助産をしてあげたほうが分娩時の事故を防ぐ意味で好ましいと思う。

この牛の分娩も獣医師そして牛舎スタッフが朝から「分娩近し」とマークしていてよく観察をしてくれていた。

夕方の往診の前に分娩が始まったことからと牛舎スタッフが呼びに来た。
正常な胎位であることは報告を受けていたが、2頭めの胎位まではさすがに2頭めが娩出する直前まではわからない。

一頭目を娩出させた後、2頭めの足を探ったところ案の定後ろ足からだった。助産しなければ後の胎児は死産になっていた可能性が高かったと思う。双子分娩であれば、分娩誘起をしたほうが無難であろうが、通常、分娩予定日より早く分娩することが多い多胎妊娠では可能な限り長く子宮内で発育してもらいたいというのが心情であり、分娩誘起をするタイミングが難しいのも現実であろう。

子牛は♂♂で体重22~23kgといったところか。30㎏ちょっとぐらいほしいところではあるが・・・「双子は弱い」を払しょくできる母体の分娩前栄養管理を考えていかなければならないだろう。

受精卵移植による和牛子牛の双子生産

 2008年10月に青森銀行より研究助成金をいただきました。
写真はその贈呈式の模様を紹介した新聞記事の切り抜きです(デーリー東北、東奥日報)。

 和牛子牛価格や枝肉価格が低迷している昨今ですが、受精卵移植による双子生産(2分割、2卵移植)が安定的に可能となれば、より収益性の高い畜産経営を行うことができるのではないかと考えています。

 しかし、双子生産は絵に描いたように簡単にできるものではありません。子牛が虚弱であったり、早産死産率が高かったり、あるいは、母体が分娩後に胎盤停滞をはじめとした体調不良となったりすることから、これまで多くの試験研究がおこなわれていながら実用化までには至っていないのが現状です。

 双子生産を安定的に行うには、上記した問題点が起こる原因を明らかにする必要があります。その上で、双子を安全に分娩させるための栄養管理技術を構築していくことが求められます。

 今後、これまでの研究で明らかとなった知見等をご紹介していきたいと思います。

d21tmp02

d21tmp01

                                                 このページのTOPに戻る

移動する胚

P7130028

Aランクの胚では必要ないと思いますが、私は低ランク(B)であっても、捨ててしまうには惜しいものはBランク卵として凍結します。移植時に融解し、胚の品質(生存性)を観察した後に捨てるもの、移植可能なものを判定すればよいと思っています(もちろん販売用には使えませんが)。

先日、Bランク胚を2卵融解、観察し、1卵はまあ何とか使えそう、もう1卵はちょっと難しそうという合計2卵をアシストハッチした後、ワンストロー内に2卵吸って移植をした乳牛の妊娠鑑定を行いました。

右の子宮角に移植した記録が残っていましたが、32日齢でエコーを用いた診断で、左右の妊娠角にそれぞれ別れて受胎していました。生命の神秘というか不思議な現象です。

無事に双子分娩できるように万全を尽くしたいと思いますが、よくあること(報告されていること)なのでしょうか?私は初めての経験です。

安福165-9の受精卵

P4290054

 安福165-9の受精卵です。
ドナーの父は勝忠平、母の父は第1花国です。まずまずの品質だと思います。
一卵あたり55000円で販売いたします。今後、165-9は貴重品となると思いますので自社で使おうと思っていましたが、もし欲しい方がいらっしゃいましたらご連絡ください。

                                                 このページのTOPに戻る

受精卵の凍結方法と移植部位

 先日、十勝育成牧場場長の山科秀也先生の講演に参加する機会に恵まれました。
実は、わざわざ東北町にいらしてくださり、弊社牧場にもお寄りいただきました。
講演の中では、胚のランクや凍結方法の違いで適切な移植部位があることを、豊富な移植データで示されており、フィールドにおける受精卵移植の受胎率向上を目指した貴重な実績だと思いました。
早速、日々の仕事の参考にさせていただきたいと思います。
何年も積み上げてこられた業績を、わずか2時の中に凝縮してご講演いただきました。そして講演のあとの懇親会で、いろいろなお話を伺ったことが大きな収穫でした。
人との出会いとはなんとすばらしいことなのでしょう。

山科先生、ありがとうございました。

18時間培養後

 翌日の午前10時、18時間培養後の受精卵です。3卵とも発育がみられブラストになっていました。
旺盛な発育で、これなら新鮮胚と同様な受胎成績が期待できるかもしれません。
しかし、受胎に関してはレシピエント側のコンディションも重要な要素だと思います。
栄養状態、子宮や卵巣の状態が正常であることは必須条件だと思います。
受精卵移植で受胎率を高く維持するための飼養管理技術を確立していくことが当面の大きな目標です。

P8130043

                                                 このページのTOPに戻る

凍結受精卵の融解

P8120042

 昨今の凍結受精卵は、ダイレクト法が主流となっているのではないでしょうか。
融解作業が人工授精並みに簡便だというところが普及に一躍買っていることは確かだと思います。
また、受胎率も従来のステップワイズ法とさほど変わらないという報告もあり、ダイレクト卵のニーズが高いのも納得です。
私はダイレクト凍結をした受精卵を、移植前に融解し、胚の品質を確認し、さらにCo2インキュベーターで培養することによる受胎率の動向を観察しています。
写真は凍結胚を融解し、耐凍剤からPBSに移した直後です。

公共牧野での受精卵移植

 青森県にはたくさんの公共の放牧場があります。緑の広大な牧草地でゆったりと草を食む風景は、のどかで心が癒されます。もちろん牛にとっても最良の生活環境でしょう。

 六ヶ所村にある酪農振興センターでは、今年7月から我々民間の技術者が、農家の依頼を受けて受精卵移植を行うことが可能となりました。これまでも生産者サイドから受精卵移植実施への強い要望はあったものの、さまざまな理由から実現に至らなかったという経緯を聞いていました。いずれにしても今回の移植解禁は生産者にとっては朗報です。市場価値の高い和牛受精卵を供給、受胎させていきたいと思います。

 身近な地域にありながら、ほとんど来る機会が無かった酪農振興センター。訪れてみるとなんとも風光明媚な放牧場です。

DSCF1045

DSCF1040

                                                 このページのTOPに戻る

岩手県受精卵移植懇話会

某日、岩手県農業研究センター畜産研究所において、第2回岩手県受精卵移植懇話会が開催され「民間家畜診療施設におけるETへの取り組みと今後の課題」というテーマで講演させていただきました。思いのほか多くの方々が出席され、活発な質疑を頂きました。さすがに畜産県だけあって、技術者の層の厚さ、意識の高さが感じられました。これまでのデータをまとめたり、スライドを準備する作業は、正直辛いのですが、これまでを振り返り、論旨を整理することや、何よりも多くの方々との意見、情報交換ができたことは、大きな収穫となりました。お招きいただきました懇話会の会員の皆様、そしてご準備いただいた畜産研究所のスタッフの皆様、ありがとうございました。

採卵成績が好調

クライアントの農家さんの採卵成績が好調です。

2日間にわたり計8頭の採卵を実施したT市のSさん。一日目は、4頭で合計65個の正常卵を回収、4卵を生移植し、残りは凍結しました。2日目は、2頭が未受精卵のオンパレードでしたが、残りの2頭から正常卵を合計14卵回収しました。1頭あたりの平均正常卵回収個数が約10卵ですから、非常に良い成績ですね。(しかも交配種雄牛は、165-9、平茂勝、花国!)おめでとうございます。

そして、O町のSさん。2頭の採卵でした。正常卵がなんと合計43卵!!。おめでとうございます。

採卵を取り入れた和牛繁殖経営は、今後、益々普及すると考えられます。たくさんの正常卵を採取でき、なおかつ分娩間隔も良好なラインを維持することが可能であればベストですね。弊社は、こうした飼養管理技術を確立をするための研究に取り組んでいきたいと考えております。

                                                 このページのTOPに戻る